GLOBAL PRO GALLERY
うっすらと朝日が差し込むタイミングで手持ちハイレゾ撮影を実行。足場の悪い場所ではE-M1 Mark IIIの強靭な手ぶれ補正が大いに役立つ。また、画面構成の微調整や撮影ポジションの自由度も手持ち撮影ならではだ。
モンゴルへ通って、23年。これまで日本の約4倍ある広大なモンゴル全域を舞台に自然風景・動物・人々の暮らし・慣習・スナップ・ドキュメンタリーなど幅広く撮影。通訳もつけずに現地の人々と生活を共にしたりテント泊を繰り返したりしながら「見る人の想像を超えるモンゴル」を写真で伝えようと努めてきた。
砂嵐に大雨大雪、氷点下40°Cなど厳しい環境での撮影も多かったが、カメラトラブルなく取材できたのは傍らにオリンパスの機材があったからに他ならない。2004年にE-1と出合って以来、今回の取材で活躍したOM-D E-M1 Mark IIIに至るまでの16年間、防塵防滴耐低温性能の高さと完璧なダストリダクションシステムのおかげで撮れた作品は枚挙に遑がない。
「現場で使える機材を選ぶ」のが僕の信条。今後も屈強で強靭なオリンパス機材とともにモンゴル取材を進めていくつもりだ。